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21世紀、CFOによる経営革新

Chief Financial Officer

経済のグローバル化、規制緩和、金融ビッグバンの進展、株式の持ち合い解消など、従来の日本企業の経営の前提としてきた構造の変化によって、株主をはじめとするステークホルダーズ(利益関係者)に理解を得る経営や、企業の将来を描く新しいビジネスモデルの提示・実践が求められるようになった。このような状況下で,企業価値向上を目指すため,市場へのアクセスポイントである財務部門の重要性への認識が高まっている。

日本でもCFOポストの創設が進み、財務的観点から経営上の意思決定を積極的に支援する体制を整えている企業も散見されるが、しかしながら、まだ従来の組織の枠組を越えられず、CFOの役割や意義が曖昧で,企業価値創造の実態を伴っていないケースが圧倒的に多い。財務部門の業務内容は,経営戦略との連携、運用管理,経営上のリスク管理など、単なる資金調達だけではなく、運用面を一層問われている現在、ますます多岐化,高度化しており,専門的人材の育成が急務となっている。


CFOの役割の変遷:

80年代 安いコストでのエクイティ・ファイナンス
90年代 エクイティ・バブル。自己資本膨張、レバレッジが効かない。ROE低下。
CFO萎縮、資本コストによるガバナンスの機能不全、企業価値の低下。

今日は、会計ビッグバンでB/S重視、時価評価、ビジネスモデルのキャッシュフロー評価。
企業価値創造経営(EVA)重視からCFOは企業価値創造の伝道師の役割へ。


EVA経営の意義:

  1. グローバル資本主義の流れに合致
  2. 株式時価経済の増大に寄与
  3. ROEのベンチマーキング
  4. 選択と集中の促進
  5. 価値の意識の浸透

コーポレート・ブランド経営:

競争優位性としての無形資産に眼を向ける。オフバランス無形資産、知的資本の概念導入。
CFOは、ブランド価値の測定尺度として3つのC、Compliance、Creative, and Collaborationを意識して、経営企画部門,人事部門と連携を図り、資本コストをベースに選択と集中を効かせて、ビジネスモデルを構築、キャシュフローを強化することが求められている。


日米CFOの違い:

  1. 米国では80年代,バランスシートが悪化した。M&Aが進み、資本効率が落ち込んだ。日本でも,10~15年遅れてROE, EVA, Cashflow重視へ。この流れは,市場の要求であり、資本コストを越える利益の追求(EVA)が求められている。
  2. 米国のCFOは財務・会計専門家として位置付けられ、エグゼクティブ・コミティ(意思決定機関)のメンバーとして、重要な経営上の意思決定をする。
  3. CEOが全体を見るのに対し、CFOは、トップの権限の一部を見ている。即ち,トップマネジメントのコミットメントに関与している。また、広いカバレッジを持っている。IRでも決算数字の背景を掌握し説明できる。
  4. 一方,日本のCFOは、資金調達係、あるいは、銀行の窓口といった域を出ていない事例が多い。

米国CFOの広汎なコミットメント:競争優位性の保持とグローバル化の推進:

  1. ビジネス基盤の強化:ビジネスモデル構築
  2. 適正なプライオリティ付け
  3. グローバルなチーム編成
  4. 優れた成果を達成
  5. マネジメントの変