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雇用社会から起業社会へ

いま我が国の経済社会システムが大きな転換点を迎えている。戦後の高度成長期には雇用者の比率が83%余りを占め、まだ転職が珍しく大半が大企業、中小企業に雇用された終身雇用制度が大勢の「雇用社会」の歴史を辿ってきた。しかしながら昨今のように価値観の多様化や転職がポピュラーになって労働市場の流動化が高まり、少子高齢化、団塊世代の大量退職などの転換点に立って、従来の雇用社会から新しいイノベーションを引き起こす起業や既存組織の変革を促す「起業社会」への転換が時代の趨勢となった。
会社に勤めていても新しい事業を始める、あるいは組織の変革を進めるという主体的な人が増える社会ということで、起業家精神がより発揮される。
雇用と起業は裏表の関係にある。「組織が人を活用する」のか、あるいは「人が組織を活用する」のか、会社がその人を活用するという会社主義から個々人の創意工夫のために組織を活用する時代がやってきた。個人主体の時代が到来した。
このような時代を支える法制度として、昨年の新会社法施行で、一人でも容易に株式会社を設立できるようになった。従業員が独立したり経営能力の高い個人が独立したりしてできたミニ株式会社を、企業経営や経済全体の変革に活用する道を探るべきだ。今回の法改正は、会社組織設立の主導権が国家の手を離れ,起業家と経営者に委ねる方向に大きく舵を切ることになった。大会社組織の中心が崩れ、個人中心の小規模会社が新たな社会勢力になった。


個人主体の時代へ

これはヒト・モノ・カネを組織的に集めて、株主が経営者を選び事業を行う従来型の起業方式ではなく、あくまで個人の能力を活かし独自に自らの意志で設立した会社なのだ。真のミニ会社の設立者は、むしろ会社の従業員や一般的に経営能力のある個人が中心になるだろう。従業員が自分のキャリアを活かしてミニ会社を作る時代になった。この趨勢は企業側にとって従業員の意識改革のためにも必要なだけでなく、経営改革や経営効率化にも有効だ。ミニ会社の社長として働くことになれば、仕事の中身は仮に同じでも今までの被雇用者としてではなく、自ら事業主としての責任感と改革意欲が生まれ、労働に対する価値観が大きく変わる。大企業からのスピンオフを積極的に生み出し、ミニ会社の主役は年配者、団塊の世代、家庭の主婦といった人々が主流になる。キャリアの多様性が活かされる。会社の呪縛から解き放たれて彼らの創意、工夫、情熱が社会を変える。会社と個人の関係が変わる。大会社の社長であろうと一人のミニ会社の社長であろうと、経営者である以上、マネジメントのプロであるのは同じだ。個人主体のミニ会社が全国に1千万社以上できて来れば、経済社会システムの価値観は大きく変わってくるだろう。個々人が自己の人生について意義のある仕事に彼らの時間を費やすことになるだろう。


多様性あるキャリアの創造へ

人は誰でも人生のキャリアステージを歩んでいく過程でそれぞれの節目に機会と危機が訪れる。その転換点で自己決定、自己選択を行い、自分の道を拓いていく。様々なキャリアを積んでいく過程でやがて人が何と言おうとも、どんなに歩きづらくとも、自分はあくまでこのキャリア選択肢を歩んでいくという道に収斂するようになる。なぜならそこに意義を見出しているから。
いまや働くということは経済の資を得ることに留まらず人生を歩んでいく過程で自分にとってどのような意味、意義を有するのかと言ったことを求めているように変わった。そこに自己の存在価値、意味を求めているのだ。自分の道を進む勇気が沸いてくる。断固とした熱い信念を持ち続ける。情熱と意義を追求する。誠実な姿勢を貫く。生きがいのある人生を紡ぐ。全てをそこに結集させる。そこでは富や名声や権力は目標でもなければ実績でもない。本当の生きがいを知る。人は人生のある時点でその人生を通して生き続け、その先に輝き続けるなにか新しいもの、優れたものを生み出したい。という思いに駆られる。実現する価値があると信じる何かに取り組んで大きな足跡を残そうとする。そこでは自己の世界を超えたなにか全体との繋がりを感じられる世界にまで飛翔する感覚を持つことだろう。
Creating a life that matters and in pursuit of wholistic life
個人としての創造性を追求しながら意味のある人生を!